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三井住友、ノンバンク4社統合3メガ主導-再編加速/フジサンケイ・ビジネスアイ(3月1日)

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は29日、傘下の三井住友カードとOMCカード、セントラルファイナンス、クオークのノンバンク4社を持ち株会社方式で今年10月をめどに統合すると正式に発表した。取扱高で三菱UFJニコスを抜き国内最大のカード・信販グループとなり、2011年度には取扱高(キャッシングを除く)12兆円を目指す。貸金業規制の強化に伴う上限金利の引き下げなどでノンバンクの経営環境が厳しさを増す中、3メガバンク主導の再編が加速してきた。

「規模の利益の徹底的な追求と相乗効果を目指す」。同日、都内で会見した三井住友FGの奥正之会長は4社統合の意義を強調した。規模拡大で競争力を高めると同時に、システム投資の共通化などで経営の効率化を狙う考えだ。

三井住友FGは10月に全額出資で中間持ち株会社を設立。傘下に4社をおさめる。その上で、来年4月をめどに三井住友カードを除く3社を合併させる。存続会社はOMCカードとし、本店を名古屋市に置く。三井住友FGは新会社に40%程度を出資する。

3社の合併新会社に三井住友カードを合流させるかについて、奥会長は「現時点で一本化は考えていないが、将来を否定するものではない」と語り、含みを持たせた。

メガバンクグループは法人向け貸し出しが伸び悩む中、クレジットカードや信販、消費者金融などのノンバンク事業を今後の成長戦略の核に位置付けている。

三井住友FGは昨年、傘下の消費者金融、プロミスが三洋信販を買収したほか、ダイエー系のOMCカードや、三菱UFJ系だったセントラルファイナンスを傘下におさめるなど拡大路線を進めてきた。今回の再編でノンバンクの重複業務の整理にめどをつけた。

三菱UFJフィナンシャルグループも信販大手のジャックスを持ち分法適用会社にするほか、昨年発足させた三菱UFJニコスを今年8月をめどに完全子会社化。カードはニコス、信販はジャックス、消費者金融はアコムに集約する。

一方、みずほFGは信販大手のオリエントコーポレーションを資本支援し提携関係を強める一方、流通系カード大手のクレディセゾンに対する出資比率は10%程度にとどまる。消費者金融については「うちはやらない」(前田晃伸社長)として距離を置くなど、ノンバンク戦略に慎重な姿勢を崩さない。

今後の再編で注目されるのは、カード大手のJCBの動向だ。取扱高で国内3位、会員数は5000万人超で国内トップ。三菱UFJグループと親密だが、独立色が強い。

また、消費者金融では「レイク」を展開するGEコンシューマーファイナンスと、「ディック」ブランドを持つ米金融大手のシティグループが、収益性の低下した同部門のリストラを模索中。外資系2社の動向が、再編の当面の焦点になっている。


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