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三井住友がカード統合OMCなど系列4社/フジサンケイ・ビジネスアイ(2月29日)

三井住友フィナンシャル・グループ(FG)傘下の三井住友カードとOMCカード、セントラルファイナンス、クオークの4社が持ち株会社方式で経営統合することが28日、明らかになった。4社のクレジットカードの取扱高は合計で約10兆円となり、三菱UFJニコスを抜き国内最大のカード・信販グループが誕生する。

三井住友は積極的なM&A(合併・買収)戦略で傘下のノンバンク勢力を拡大してきたが、重複事業の整理や各社の連携などでは出遅れていた。このため、思い切った事業再構築を進めることで、一気に反転攻勢に打って出る構えだ。

29日に各社の首脳が記者会見して発表する。

統合は、まず三井住友FGが今秋に100%子会社の持ち株会社を設立し、傘下に4社を収める。その上で、来春に三井住友カードを除く3社を合併させる。将来的に三井住友カードを合流させるかどうかは今後の検討課題とする。

ノンバンク事業は、グレーゾーン(灰色)金利の撤廃が決まり、過去の過払い利息の返還請求が増加するなど経営環境が悪化しており、規模拡大と効率化による競争力の強化が急務と判断した。

三井住友FGはカードや信販、消費者金融のノンバンク事業をリテール(個人金融)戦略の柱の一つと位置付けている。これまでに、三菱UFJフィナンシャル・グループに属していたセントラルファイナンスを“合流”させ、ダイエー系列で主婦層に強みを持つOMCも他のメガバンクとの争奪戦の末に傘下に収めた。消費者金融では、傘下のプロミスが三洋信販を買収し経営統合している。

まずM&Aによる勢力拡大を優先することで、「銀行系、信販系、流通系のカード会社を傘下にそろえ、幅広い顧客層にアプローチできる体制」(三井住友FG首脳)を整えた。

ただ、OMCとセントラルファイナンスの両社が2008年3月期に最終赤字に陥る見通しとなるなどノンバンクに対する逆風は一段と強まっており、「今後の課題」(同)としてきた事業再編に大胆なメスを入れることにしたとみられる。

メガバンクのノンバンク戦略では、三菱UFJが傘下のクレジットカード会社3社を統合し発足させた三菱UFJニコスの完全子会社化を決め、系列信販のジャックスを持ち分法適用会社にするなど先行してきた。

今回、三井住友FGが大きくコマを進めることで、今後はオリエントコーポレーションを傘下に持ち、クレディセゾンと提携するみずほフィナンシャルグループの出方にも注目が集まりそうだ。


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