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あの「武富士」役員・武井氏が語る「コンプライアンス」とは/産経新聞(11月24日)

コンプライアンス徹底 選ばれる消費者金融(キャッシング)めざす
改正貸金業法の段階的施行により消費者金融業界を取り巻く経営環境は厳しくなるばかり。上限金利の引き下げや、年収の3分の1を超える貸し付けを禁止する総量規制が実施されると、市場規模の縮小は避けれない。利用者に選ばれるには利便性やサービス向上などの営業努力に加え、法令順守(コンプライアンス)の徹底も求められる。コンプライアンスを経営の最重要課題と位置づける武富士の武井健晃代表取締役兼専務執行役員に取り組みを聞いた。

不祥事で頭を下げる企業トップが相次いでいる。この現状をどう見るか
「不祥事を起こすと、それまで築いてきたブランド力が一日で崩れ落ちてしまう。生き残っていくには基本を守り、きちんとやっていくしかない。消費者金融業界は貸金業法の改正による規制強化で道幅(手がけられる範囲)が狭くなるが、横道にそれず、悪いことをせずに真ん中を歩んでいくことで利用者のニーズに応える。そうすれば収益も出る」
「武富士にとっての基本とは、創業の精神である『お客様第一主義』に徹すること。ささいなことでも苦情はすべて報告を受けて解決するようにしている。(上限金利の引き下げで)金利差による金融機関の住み分けがなくなる。利用者がどの金融機関を選ぶかを考えると、順法精神、つまり法律を守る会社が選ばれるはず。だからコンプライアンスが大事になる」

法令順守体制の確立に向けた取り組みは
「12月5〜7日に全社員対象の研修会(3カ月に1回実施)を開く。今回は、12月19日に施行される改正貸金業法への対応を徹底させるのが狙いだ。創業時から、法律より一段と厳しい社内規制を作ってきたが、今回も例えば、利用者が紹介不要といったら法律では1年間紹介できないが、私たちは永久に行わないといった規制を設けた。また、利用者との電話でのやりとりを録音するために10月から録音システムを導入した。不適切な言葉遣いなどのほか、交渉履歴がコンピューターに正しく入力されているかをチェックするためで、誤入力や虚偽記載を防ぐようにしている」

コンプライアンスに対する社員の意識は
「かなり高まってきた。この一環として、2004年から金融財政事情研究会主催の金融業務能力検定『コンプライアンス・オフィサー(消費者金融コース)』資格の取得を推奨してきたが、すでに85%が取った。来年度中に全社員の取得を目指す。さらに07年度から管理職を対象に『個人情報保護オフィサー(同)』の取得にも取り組んでいるが、こちらも15%が取得済み。法令やコンプライアンス意識の向上に役立っている」

09年末までに改正貸金業法が完全施行される。経営環境はさらに厳しくなるが
「貸し付け審査などが厳しくなるので市場規模の縮小は避けられない。その備えとしてコンプライアンス体制の確立に取り組んでいる。これを実践することで利用者に信頼され、選ばれる消費者金融会社(キャッシング)になれるはずだ」

プロフィール-武井健晃(たけい・たけてる)1993年武富士入社。98年取締役、2000年常務、02年専務、04年代表取締役兼専務執行役員営業統括本部長。東京都出身。37歳。


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