キャッシングニュース


消費者金融(キャッシング)3社9月中間決算-減収だが損益は黒字転換/毎日新聞(11月8日)

アコムプロミス武富士の消費者金融(キャッシング)大手3社が8日発表した07年9月中間連結決算は、各社が貸し出しを抑制しているため、一般企業の売上高に当たる営業収益が全社で10%前後の減収となった。当期(最終)損益は、過払い利息返還に備えた引当金の大幅な計上で数千億円の赤字となった前年中間期から、3社そろって黒字に転換した。

3社は08年3月期通期でも最終黒字を見込んでいる。しかし、過払い利息返還請求は再び増加する兆しで、改正貸金業規制法施行で融資残高縮小が今後も避けられないことから、厳しい経営状況には変わりはない。

プロミスの神内博喜社長は会見で「過払い利息の返還請求は8、9月は減ったが、10月は逆に3割も増えた」と語った。昨年1月の最高裁判決で、利息制限法の上限(年15〜20%)を超える高金利融資が実質違法とされ、利用者の返還請求が殺到。今年上半期の3社の返還額はそれぞれ300億〜400億円台と、前年同期の2〜3倍に膨らんだ。9月には、業界中堅のクレディアが経営破綻(はたん)し、利息返還額が大幅削減される見通しとなったため、契約者から業界大手に対して返還請求が再び増える可能性がある。

各社とも昨年度に、将来の返還に備えて約4000億〜5000億円の引当金を一括計上した。このため、今年度は引当金取り崩しで対応している。しかし、アコムの引当金は07年3月末には4900億円あったが、08年3月末には3500億円まで減る見込みだ。今後、返還請求が想定通りに減らなければ、引当金の追加を迫られかねない。

アコム、アイフルに続き、プロミスも12月から新規契約者を対象に上限金利を現在の年25.55%から年17.8%に引き下げる。12月からは、融資額を契約者の年収の3分の1までに制限する総量規制も導入されるため、消費者金融各社の営業収益が縮小していくのは確実だ。

このため、業界再編は必至と見られている。武富士の近藤光社長は「業務提携、企業買収は選択肢だ」と語り、アコムの木下盛好社長も「売り上げ維持のためにM&A(企業の合併・買収)も考える」と再編を探る姿勢を隠さなかった。
戻る
モバイルキャッシングTOP


【掲載会社一覧】
モビット/DCキャッシュワン/ディック/レイク/ネットカード/OMC/スタッフィ/アイフル/アコム/武富士/プロミス/プリーバ/キャッシング掲載一覧/クレジットカード一覧


(C)モバイルキャッシング