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消費者金融:アジアに活路−高い上限金利魅力「多重債務輸出」の声も/フジサンケイ・ビジネスアイ(9月18日)

消費者金融大手がアジア市場に熱い視線を注いでいる。利息制限法の上限金利を超える「グレーゾーン(灰色)金利」の撤廃決定で、国内市場が猛烈な逆風にさらされているためだ。すでにタイなどに進出しているプロミスアコムは海外事業をさらに拡大し収益の柱に育てる方針だ。アイフルはアジア進出をにらんだ情報収集を進めている。「多重債務問題を輸出するようなもの」(消費者金融問題に詳しい弁護士)との批判もあるが、各社とも生き残りのため、アジアに活路を見いだそうと懸命だ。

≪合計で年利28%≫

タイの首都バンコクの中心街。日系企業が軒を並べる目抜き通りに日本でもおなじみのプロミスの看板があった。

商業ビル内の店舗には、カップル2組を含む8人のタイ人の客がいた。店員にパンフレットかチラシがないかたずねると、「ありません」との返事。

利率は壁に大きく掲示してある。1万バーツ(約3万7000円)を1年借りた場合、返済額は11カ月目までが1000バーツで、12カ月目が498バーツ。利率は年14・98%になる。ただ、審査などのための手数料が13%かかるとの補足説明があり、合計では年約28%となる。

利息制限法の上限金利(10万円未満で年20%)と出資法(年29・2%)の間にある日本の灰色金利と同じ水準だ。

プロミスがタイに進出したのは05年。香港に次ぐ2番目の海外拠点だ。タイは現在1店で、窓口での融資実績は約4300件、計約4600万バーツ(約1億7000万円)。「店はいつも混んでいるが、審査を厳格にしており、成約率は1割程度」という。

店を出たカップルは「経営する飲食店の稼ぎが悪かったので、生活費の足しになればと思って申し込みにきたが、断られた」と話してくれた。

プロミスでは「進出を計画した当時は、タイの上限金利が手数料と合わせて約50%だった。しかし、制度改正で現在の28%に引き下げられ、多店舗展開は断念した」(広報担当者)と説明する。


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